この記事では、動画ダウンロードツール「yt-dlp」のメモ用記事です。
Windows11で使用しているので、MACとは違うかもしれません。お気を付けください。
もし記載内容が間違えていた場合はごめんなさい。
ダウンロード前にすること(yt-dlpがあるフォルダに移動)
まずはPowerShellを開き、cdコマンドでyt-dlp.exeが置いてあるフォルダに移動する。
cd フォルダパス
yt-dlp.exeが置いてあるフォルダを開き、ファイル以外の箇所を「Shift +右クリック」すると、「Power Shellウィンドウをここで開く」が表示されるので選択すると、わざわざcdで移動しなくて良いのでオススメ。

基本的な使い方:ダウンロードのコマンド
ダウンロードは以下コマンドでOK。オプションは①と②どちらに書いても問題ないはずです。
.yt-dlp.exe オプション① ダウンロードするURL オプション②
一例として、自分はダウンロードするときに、以下のコマンドでダウンロードしています。
.\yt-dlp.exe -f mp4 -P "出力先フォルダ" -o "%(upload_date)s_%(title)s.%(ext)s" ダウンロードするURL --download-sections *0:00:00-0:30:00
フォーマット変更
フォーマット変更は以下コマンドをオプション①に入力する。
-f mp4
動画ごとに対応してるフォーマットは以下のコマンドで確認可能
.yt-dlp.exe 動画URL --list-formats
最高画質と最高音質の合成
bvは最高画質、最高音質はbaで可能。
動画と音声を合成するためにはFFmpegのインストールが必要です。
以下はmp4の最高画質、m4aの最高音質を合わせており、どちらかのフォーマットが無い場合は両方が含まれたmp4の最高品質にしています。
-f "bv[ext=mp4]+ba[ext=m4a]/b[ext=mp4]"
ダウンロード保存先指定
ダウンロードした時の保存先を設定できます。以下コマンドをオプションに入力します。
-P "フォルダパス"
ファイル名変更
ダウンロードしたファイル名を設定できます。以下コマンドをオプションに入力することで設定できます。
「配信日時_配信タイトル.拡張子」としてダウンロードする場合は以下の通りです。拡張子はダウンロードで指定したフォーマットが設定されます。
-o "%(upload_date)s_%(title)s.%(ext)s"
ダウンロード時間範囲指定
ダウンロードしたい時間の範囲を指定できます。以下をオプション入力すると、指定した時間の動画がダウンロードできます。
--download-sections *0:01:00-1:00:00
サムネイルダウンロード
サムネイルをダウンロードする場合は以下の通りです。
.yt-dlp 動画URL --skip-download --write-thumbnail
ダウンロードした画像の拡張子を変更する場合は以下を追加します。jpgやpngなどダウンロードしたい拡張子を入力してください。
--convert-thumbnails jpg
期間の指定
配信がアップされた日付の範囲を指定してダウンロード可能です。
以下コマンドをオプションに付け加えます。日付の指定方法はyyyyMMdd方式です。
--dateafter 20240329 --datebefore 20240331
複数動画をダウンロードしたい時
日付範囲での指定でも複数ダウンロードできますが、1つのジャンルだけをまとめてダウンロードしたい場合は難しいです。
ちょっとした小技として、ダウンロードする動画URLを再生リストのURLにすると再生リスト内の動画をまとめてダウンロードできます。
再生リストはYouTubeのマイページから作成可能です。
まとめてダウンロードしたい動画を再生リストに入れた後、yt-dlpに再生リストURLを入れれば動画を複数ダウンロードできます。
チャットやサムネイルをまとめて取得したい時にオススメです。
さいごに
他にも、今後使っていく上でで必要なコマンドなどがあったら追記していきます。
僕の場合ダウンロードした動画は、Filmoraを使用して動画編集しています。
Filmoraは直感的に操作できるだけでなく、ボーカルリムーバー機能も付いています。ボーカルリムーバーは、動画内の声とBGMを分離する機能で、配信者が使用しているBGMを消すことが可能です。消した後に、用意したBGMを入れることでBGMが2つ流れて聞きにくい状態を防げるのでオススメです。
動画エクスポート時に透かしが入りますが、無料で一通りの操作ができるので、一度無料版を試してみてはいかがでしょうか。
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